「お金を使いすぎないように注意しよう」
誰しもそう考えながら普段生活していると思いますが、そう上手くいくことはありません。
うっかり生活費や趣味にお金を使いすぎてしまったり、予想していなかった急な出費が発生して、お金が足りなくなってしまうこともあるでしょう。
そこでこの記事では、急な出費によってお金が足りなくなってしまった人たちのために「急な出費を乗り越える方法」を紹介します。
- 突然の出費が決まったけど、お金が足りない
- 予想外の支払いが発生した時のために、今のうちから乗り越える方法を知っておきたい
上記に該当する方にとっては必見の内容なので、ぜひ参考にしてみてください。
現金を用意する方法

不用品の売却
家にある不用品を売却して現金を用意するのは、誰もが最初に思いつく方法では無いでしょうか。
ゲーム機や書籍、衣類や楽器などはお金にすることができます。
不用品を売ることで、現金が手に入ることはもちろん、家の中も整理できるので、一石二鳥です。
メルカリやヤフオクなどのフリマサービスに出品すると、自分で販売価格を設定できるというメリットがありますが、すぐに現金にすることはできません。すぐに現金が必要なときに頼りになるのは「買取業者」です。
こちらの記事では、不用品を少しでも高く買い取ってもらう方法を紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
消費者金融
現金を用意する方法として他に挙げられるのは消費者金融。日本信用情報機構によると、2021年12月時点で消費者金融に登録している人は1700万人を超えており、かなり多くの人が消費者金融を利用していることがわかります。
借金なので審査が必要ですが、最短で即日審査を行っている消費者金融もたくさんあるので、即金性は高いです。
即金性が高いのはメリットですが、消費者金融はあくまでも「借金」なので返すことも考えなければなりません。
消費者金融で借りたお金は返済期間が長引けば長引くほど、結果として返済するお金の額は増加していきますので、その点に注意して利用しなければなりません。
キャッシング
クレジットカードには、お買い物で利用できる「ショッピング枠」とは別に、ATMなどから現金を借りることができる「キャッシング枠」が設けられています。
消費者金融とは似て非なるサービスです。
普段からクレジットカードを使っている人は、そのカードにキャッシング枠が設けられていれば、ATMを使って現金を用意することができるので手間がかかりません。
また、指定口座に振り込むことが多い消費者金融とは異なり、クレジットカードのキャッシングは、指定口座から引き落とされるので、振り込む手間も省けます。
クレジットカード現金化
クレジットカードの現金化とは、クレジットカードに設けられている「ショッピング枠」を現金に替えることを指します。
先ほど紹介したキャッシングは、クレジットカードの「キャッシング枠」を、クレジットカード現金化なら「ショッピング枠」を現金にできるのです。
これは、なんらかの理由でキャッシングが使えない方や、クレジットカードにキャッシング枠がついていない方でも、現金を用意できる方法です。
後払いや分割払いで支払いを遅らせる方法
後払いサービス
クレジットカードは「利用金額の支払いが翌月以降になる=支払いを遅らせることができる」という点で便利ですが、実はクレジットカード以外にも各種支払いの後払いができるサービスがあります。
クレジットカードを持っていない方の場合、新しくクレジットカードを作るためには、審査等含めて最低でも1週間はかかってしまいます。
しかし、後払い系のサービスならすぐに使えるものもたくさんありますので、現金が手元になくて支払いを遅らせたい方はぜひ利用を検討してみてはいかがでしょうか。
キャリア決済
契約しているスマホのキャリアによっては、「キャリア決済」が利用できます。
キャリア決済を利用すれば、現金が手元になくても支払いをスマホの利用料金と一緒にまとめて支払うことができるので、支払いを遅らせることができます。
ただしキャリア決済の場合は、基本的にクレジットカードや各種後払いサービスと比べて利用可能額が低く抑えられていることが多いので、その点は注意が必要です。
また、キャリア決済については「キャリア決済現金化」という方法で現金を用意できます。
分割払い
クレジットカードや各種ショッピングサイトで利用できる「分割払い」も支払いを遅らせる方法の1つです。
スマホなどの高額な電化製品を文化いつ払いで購入している人も多いと思いますが、分割払いをすることで、毎月の支払額を一気に減らすことができます。
ただ、手数料が高くて分割回数が多くなる毎に、支払う手数料も多くなるというようなデメリットもあります。
分割払いはお得な感じがしますが、そのようなデメリットもあるので注意しましょう。
リボ払い
リボ払いは「リボルビング払い」の略で、分割払いと同様に、支払い額を何回かに分けて支払うシステムのことです。
支払い回数を決めて返済する分割払いとは異なり、リボ払いは「支払い回数ではなく、月々の支払い金額を決めて支払う」システムです。
どれほど支払い金額が大きくなっても、一定の金額を月々支払うので、一見お得そうに見えますが、年利が15%とかなり高く設定されているので、注意が必要です。
普段から節約をして少しずつ貯金するのが一番!
スマホを格安SIMにする
月々の固定費を抑えれば、節約は一気にはかどります。
例えば、現在スマホを大手キャリアで契約して使っている方は、格安SIMに乗り換えてみましょう。
格安SIMはその名の通り、格安でスマホを使うことができ、今やスマホを利用する際の新常識となっています。
あるユーザーは、auからpovoへと乗り換えて、使用できるデータ量が増えたのにもかかわらず月額料金を6,500円減らすことに成功しました。
家計簿をつけて出費の把握をする
お金が不足している方の多くは「自分が何にいくらお金を使っているのか」を全く理解していません。
「気づいたらお金が無くなっている」「何に使ったかわからないお金が多くある」
そんな方は、家計簿をつけて毎月のお金の使い方を把握しましょう。そうすることで「この出費は抑えられる」「こんな無駄遣いをしていたのか!」と気づくことができます。
節約・貯金を成功させている方はほとんど家計簿をつけています。
食費の見直し
「格安SIMにしたし、無駄遣いをしている実感がない」という方は、食費を見直してみましょう。
無駄な外食や飲み会、ついつい買ってしまうお酒やおつまみなど、自分が食事に使ったお金を全て把握すれば、自分の食費がかなり高いことに気づくはずです。
無駄な外食や飲み会には参加せず、買い物はコンビニではなくスーパーですることによって、一気に食費は安くなります。
「コンビニで買い物しちゃいけないの?」と思う方もいると思いますので、「コンビニで買い物をしなくなるだけでお金が貯まる理由」を紹介しています。
節約をして浮いたお金を貯金する習慣を身につける
節約して浮いたお金を「お小遣いが増えたぞ!」と思って、どんどん使ってしまう方がいますが、それでは節約をした意味がありません。節約して浮いたお金は必ず貯金しましょう。
地道に貯金を進めていくことで、何か急な出費があった場合でも、借金などしなくてもに乗り越えることができます。
しかし、貯金をしようと決意してもついつい我慢できずにお金を使ってしまう方もいると思います。
まとめ
この記事では、急な出費を乗り越える方法を紹介しました。
現金をすぐに用意する方法や支払いを遅らせる方法などさまざま紹介しましたが、やはり「節約をして貯金をする」が急な出費を乗り越える1番の方法です。
急な出費に備えたい方は、ぜひ今回紹介した節約方法を実践して、地道に貯金を進めていきましょう!