「いろいろ節約をしているけど、浮いた分だけ使っちゃう」
「どうしても貯金を続けることができない…」
いくら節約していても、ついつい浮いた分を使ってしまったり、欲しいものを買ってしまったりしてしまう人は多いと思います。
もちろん、たまに贅沢をするのは毎日頑張るモチベーションになるので良いと思いますが、それが頻繁だとせっかく頑張って節約したのに貯金に回すお金がなくなってしまいます。それはもったいないことですね。
そこでこの記事では、おすすめの貯金の方法や貯金のコツを紹介します。
おすすめの貯金の方法
先取り貯金
先取り貯金とは、お給料日などまとまったお金が入ったら、その瞬間に貯蓄用の預金口座や証券口座に使う分を除いて移すという貯金の方法です。
振り込まれたお給料の一部をすぐに別の口座へ移すことで、「貯蓄分のお金は最初からなかった」ものとしてその月の予算を考えることができます。
先取り貯金には、財形貯蓄・自動積立貯金・つみたてNISA・iDeCoなど様々なものがありますが、どのシステムを利用しても問題ありません。
もちろん、自分で貯蓄用口座を用意して、そこに手動で振り込むという形でも大丈夫です。
とにかく、給料から貯蓄分を先取りして、その月の予算を考える習慣を身につけましょう。
10分の1貯金
「先取り貯金が良いのはわかったけど、どれくらい貯蓄に回せば良いのかわからない」
そんな方には「10分の1貯金」がおすすめです。
10分の1貯金とは、その名の通りお給料の10%を貯金に回す貯蓄方法です。
この方法は、お金の名著とも言われている『バビロン大富豪(ジョージ・S・クレイソン 著)』でも紹介されている古くから伝わる貯蓄の方法です。
給料の10%ぐらいなら無理なく続けられるので、初めて本格的な貯金に挑戦する人におすすめです。
10%の貯金に慣れてきたら、少しずつ割合を増やしていきましょう。20%くらいまで貯金に回せるようになると、見る見るうちに貯蓄額が増えてきます。
貯金を続けるコツ
目的意識を持つ
貯金を続けるには、「なんで貯金をしているのか」という目的意識を持つことが重要です。
もし、なんの目的もなく貯金を続けていたら
「貯金している理由なんてないし、使っても良いか」
とせっかく貯めたお金を使ってしまう可能性が高くなるからです。
目的はなんでも構いません。
「老後にまとまったお金がないと大変なことになりそう」
「マイホームとか車を買いたい」
「将来できるであろう子供達にお金に不自由しない暮らしをさせてあげたい」
とにかくなんでも良いので、目的意識を持つことでモチベーションが上がり、途中で諦めることなく貯金を続けられます。
支出を減らしお金を貯まりやすくする
毎月の大きな固定費を見直して支出を減らせば、貯金のハードルが一気に下がります。
例えば、スマホを大手キャリアで使っている人は格安SIMに乗り換えることによって、固定費を5,000円近く減らすことができます。
支出が減ったその5,000円を単純に貯金に回すと考えると、貯金が楽になります。
スマホ代の他にも、不要なサブスクがないかどうかも今すぐにチェックしましょう。
使わないサブスクの料金ほどもったいないものはありません。私は先日サブスクの見直しをして、固定費を2,000円減らすことができました…
まとめ
この記事では、おすすめの貯金の方法や貯金を続けるコツを紹介しました。
今回紹介した方法を実践すれば、いつの間にかお金が貯まっているはずですが、やはり貯金を続けるためには「つい使ってしまわない強い意志」が必要です。
どれだけ完璧に貯金したとしても、「別に使っても良いか」と思ってしまった瞬間から、せっかく頑張った貯金が雪崩を打って減ってしまいます。
強い意志を持って貯金に努めましょう!